MonoMax11月号掲載マッキントッシュ フィロソフィー特集 vol.2

2020.10.23

MonoMax11月号掲載
マッキントッシュ フィロソフィー特集 vol.2

発売中の「MonoMax」11月号にて、普段よりマッキントッシュ フィロソフィーの商品をご愛用いただいているMonoMax柚木(ゆずき)前編集長 が「リニューアルしたマッキントッシュ フィロソフィー総点検」と題して、新作のコレクションをご紹介してくださっています。Vol.2では、3つのおすすめアウターをご紹介いたします。是非、ご覧ください。

  • 『MonoMax』プロデューサー
    柚木昌久さん


    『MonoMax』編集長として10年以上在籍。ファッションの変遷を直視し、業界に精通。マッキントッシュ フィロソフィーの「トロッタージャケット」が自分史上No.1で、バッグに乱雑に突っ込んでもOKなのが一番の利点と話す。娘の七五三など、慶事の正装もトロッタージャケットで過ごしてきた。


( ITEM - 1 )
オンとオフの境目がなくなった時代に最適!「フリーウェイジャケット」という新提案!

幅広いシーズン、シーンで着用でき、ポケットも多彩に備えた新感覚ジャケット。洗いざらしのコットンのような手触りを持つ高密度ポリエステルリップストップ生地に裏シレー加工を加え、仕立て映えするハリ感を表現。防風の日常着としても使える。

上2つのボタンを開ければ、自然と折り返されてVゾーンができる仕様。フロント裾もラウンドされていて、テーラードジャケットのような雰囲気が生まれる。襟を立たせ、第一ボタンも留めればドライビングジャケットライクなシルエットに。今どきのゆったりめのシルエットもカジュアルな着こなしにマッチする。

柚木さん:「このジャケット、着こなしの幅が広いのがすばらしい。特にテレワークで効果を発揮しそうだ。家の中で着てもストレスがないし、オンライン会議でもサマになるからだ。胸にはファスナーポケット、腰部分には面ファスナーのポケット……どれだけポケット付いているの!と言いたくなるほどの収納力で、カバンを持たず出かけられる。オンとオフの境目がなくなってきた、今を象徴するような新時代のジャケットといえそうだ。フリーウェイというネーミングもいい。ドライビングジャケットからの高速道路の意味だけでなく、2WAY、3WAY以上の“フリーウェイ”という意味もあるのではないか。キャッチーなネーミングのうまさも、このブランドのポイント。いつの間にか商品名が独り歩きして、新定番となるのでは。」


( ITEM - 2 )
インナーでもアウターでも使い勝手抜群!「MA-1 ショートダウン」が便利すぎる!

昨今の暖冬を意識した薄手のダウン分量でスタイリッシュなシルエットを意識。イン・アウトどちらでも活用でき、幅広いシーズン利用できる。MA-1をベースにしつつ袖ポケットをなくし、裾リブなしのラウンド仕様にして日常シーンでもさらっと着用できる。

  • 襟や袖口にリブをレイアウトすることで、MA-1らしさを表現。防寒性を高めるとともに、アウターとしてサマになるディテールに。

  • 高密度&裏シレーのポリエステルタフタ素材で、優れた撥水性を実現。ちょっと雨に降られてもダウンを濡らさない。

  • 円筒状のポーチが付属し、パッカブルとして収納させておくことが可能。いざというときに取り出して使いたい。

MA-1な見た目でアウターとして活躍。内側からチラリと覗くエマージェンシーカラーのオレンジがミリタリー感を演出する。インナーとしても重宝する。裾はリブがない仕様で、レイヤリングを意識したダウン分量でもあるので着膨れ感が出ずにすむ。

柚木さん:「男性向けのキルティングジャケットというとオンシーンでジャケットの上に着るアイテムというようなイメージだが、これはMA―1タイプになっているので、カジュアルに羽織れるところがいい。ちらりと内側に見えるオレンジが利いているし、それでいて上品さを損なわないところはさすがだ。見た目よりも薄手で、野暮ったさがなく洗練された印象にも心惹かれる。実際にこのジャケットを羽織りながらこの記事を書いているが、アウターの重たさが一切なく軽やかな着心地なので、原稿を書いていてもまったく負担がなかったこともお知らせしておきたい。また今作は、インナーとしても活用できるのが特徴となっている。同じように内外兼用を謳う薄手のインナーダウンは世の中に数多く出回っているが、アウターとしてこれだけサマになるものは少ないのではないかと思う。付属のポーチにパッキングできるのも、個人的にはとてもいい。バッグに一つ入れておけば環境の変化に対応できて、かなり便利に使えるはずだ。」


( ITEM - 3 )
まさに衝撃の着心地!ONもOFFも自在!ブリテックの「ライトダウンコート」

柚木さん:「今季も展示会などで多くのアウターを試してきたが、もっとも印象に残ったのがこのアウター。ぜひ一度、着てみてほしい。というのも、ソフトで柔らかな素材感や、『トロトロ』という表現がピッタリくる、体に吸い付くような独特の着心地がたまらないからだ。ファッションとスポーツウエアを融合させ、モダンで都会的なデザインに落とし込もうというコレクション『ブリテック』だからこそ実現した感覚なのだろう。」

  • 比翼の前立てを設けたステンカラー。ストレッチ生地&ラグランスリーブで腕周りも快適。生地は合繊の産地・北陸産の高機能ナイロンで、特殊なコーティングにより生地の柔らかさを保ちつつ適度なハリを出している。軽量かつ撥水性も備えている。
    HOODED BALMACAAN COAT ¥68,200

  • ダブルのボタンの間を狭くし、シャープな印象に仕上げたダブルのトレンチ。ダウン分量を抑え、ベンチレーションを設けることでほどよい暖かさを生むとともに着膨れを抑制。外付けベルト&内側アジャスターでウエストを絞ることもできる。
    DOUBLE TRENCH COAT ¥79,200

  • 内側の裾部分にストレッチメッシュを配置。快適な暖かさを生むベンチレーション機能で衣類内の熱を適度に排出し、かつシルエットの膨らみも軽減する。

  • ファスナー式サイドベンツで、開けておけば軽やかに、閉じておけば暖かさUP。

柚木さん:「同コレクションはこれまでスポーティなアイテムが多かったが、今季はより英国の伝統を強く感じさせるスタンダードなアウターがラインナップされている。独自のベンチレーションでちょうどの暖かさを提供したり、自在にアレンジできるファスナータイプのサイドベンツを設けたりとスポーティなギミックを備えつつ、ビジネスでも映えるシルエットを実現している。まさに次世代のタウンアウターという印象で、個人的にも本気で欲しい一着だ。あー、また着たい!」

オン・オフの境目をなくす「フリーウェイジャケット」、いろいろな意味でちょうどいい「MA-1ショートダウン」、都会的なデザインでいて高機能な「ライトダウンコート」。新時代を感じさせる完成度で、これからの季節の主役になってくれるはずです。

『MonoMax』11月号にて掲載中

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https://www.mackintosh-philosophy.com

取材・文/横山博之、編集部 撮影/村本祥一(BYTHEWAY)


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