MonoMax11月号掲載マッキントッシュ フィロソフィー特集

2020.10.09

MonoMax11月号掲載
マッキントッシュ フィロソフィー特集

本日発売の「MonoMax」11月号にて、普段よりトロッタージャケット#000などのマッキントッシュ フィロソフィーの商品をご愛用いただいているMonoMax柚木(ゆずき)前編集長 が「リニューアルしたマッキントッシュ フィロソフィー総点検」と題して、新作のコレクションをご紹介してくださっています。記事の一部をご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

  • 『MonoMax』プロデューサー
    柚木昌久さん


    『MonoMax』編集長として10年以上在籍。ファッションの変遷を直視し、業界に精通。マッキントッシュ フィロソフィーの「トロッタージャケット」が自分史上No.1で、バッグに乱雑に突っ込んでもOKなのが一番の利点と話す。娘の七五三など、慶事の正装もトロッタージャケットで過ごしてきた。


自分史上No.1ジャケット、
「トロッタージャケット」が進化!想像を超えた出来栄え、
よくぞここまで練り上げた!

柚木さん:「マッキントッシュ フィロソフィーというブランドが僕は好きで、長年愛用している。立場上、毎月たくさんのモノをチェックして良し悪しを確かめてきたが、このブランドは個人的に大量買いしてしまうほどの“お気に入り”だ。なんでそこまで好きなのかを自分なりに考えてみると、とにかく着心地がいいのが最大の理由だと思う。あのマッキントッシュが手掛けるだけに、長年の積み重ねに基づいた服作りには失敗がない。だから着心地がよく、安い服をいくつも買うより結局お得に収まる。実際、我が家のクローゼットは毎季ごとに多くの服が入れ替わるが、マッキントッシュ フィロソフィーは継続して残るアイテムばかりだ。そんなこともあり、このブランドへの信頼度はとにかく高い。ブランドネームで服を買う時代ではなくなってきたが、マッキントッシュ フィロソフィーは信頼していいと思っている。
そして、中でも圧倒的に評価しているのがトロッタージャケットだ。」

  • 同コレクション内で定番に位置する「ナンバーゼロ」モデル。昨春に改良され、ストレッチ性と軽量性を向上。吸水速乾機能や防シワ性、ウォッシャブル、抗菌防臭・消臭機能も備えている。ほどよくタイトな2ボタン仕様で、胸ポケットの袋地を引けばチーフ代わりにもなる。 生地には先染めポリエステルを採用。鳥の目のような織りのバーズアイで、凹凸感を小ぶりにすることで引っかかりにくい。

柚木さん:「僕は2枚持ちしていて、かつパンツまでも愛用している。この数年、僕のジャケットコレクションにおける一番手として君臨している。こういう業界にいると、『どうせプレゼントされたんでしょ』とか言われてしまうのだが、そんなことはなく、実際に自らの足でショップに赴いて、定価で購入したものだ。それくらい、いい商品だと思っている。」


今季、そんなトロッタージャケットをいっそう上品に仕上げたハイアーラインが登場した。

シワになりにくい特性やウェットクリーニング対応といった機能を備えつつ、ウール100%生地で上質感をアップ。毛芯や裄わたなどの副資材を適所で使用し、美しいシルエットも構築する。内側にはペン差しやチケットポケットなども配置する。


  • レダ社が開発した最先端の機能ウール素材「レダ アクティブ」を使用。ミルド加工によるウォーム感や滑らかな肌触りを備えつつ、ウールながらウェットクリーニングを可能にした。

柚木さん:「人気を得た多機能性を維持しつつ、より上質な生地の採用や縫製の見直しでさらに格調高くまとめ上げたという。僕はこのニュースを聞き、まだ進化の余地があったのだと驚くと同時に、進化の方向に間違いはないと納得した。なんといっても、かっこいいのだ。ズボラな取り扱いでも一流の面構えを崩さないのはどこか魔法のようで、トロッタージャケットのさらなる快進撃を予感させる。」


編集部が選ぶ「次にくるトレンド」最有力!ブランドの新アイコン
「バッキンガムベア」登場!

英国らしさ満点のかわいらしい姿に、早くもファンが急増中?!マッキントッシュ フィロソフィーの新キャラクターとして登場した「バッキンガムベア」。

柚木さん:「僕が抱いたマッキントッシュ フィロソフィー愛はとにかく着心地がよくて、作りに妥協しない姿勢に由来している。とにかく“まじめ”ですばらしいのだが、ただファッションを大きな視野で見たとき、ちょっと不足している部分がある気がしていた。遊び心やハズシといった“ゆるさ”だ。そこさえカバーできれば、全方位で隙のないブランドになるのでは……なんて考えていたところ、突如現れたのがこのバッキンガムベアだった。黒くてモフモフした帽子に鮮やかな赤い制服は、バッキンガム宮殿を守護する衛兵のもの。それを着たるは、なんともかわいらしい表情をしたクマ。英国らしさ満点で、実に見事なキャラクターメイクを実現したものだと感心してしまう。」

左はコンパクトな襟元が特徴のマルチストライプシャツ。襟の立体感やカフスの形状など、パターンから縫製までこだわり抜いてクオリティを高めた。袖口裏や首下など、一部に別柄を用いているのもアクセント。長めの着丈と丸みのある裾のラウンドカットも印象的。
右はニットと布帛のコンビネーションデザインで、前身に伝統のハウスタータンチェックの布帛を用いたカーディガン。ニット部分はドライタッチでハリのあるウール100%素材が使われている。裾にはハンドウォーマースペースも付いたフラップ付きポケットを採用。

  • ビッグタータンチェックにバッキンガムベアをあしらった、英国感漂うバンドカラーシャツ。部分的に岡山産の6オンスデニム生地を採用。
    BIG TARTAN BAND COLLAR SHIRT ¥19,800

  • ラグランスリーブで、モダンに着こなしやすいスウェット。上質なコットン素材を採用し、快適な着心地とぬくもりを提供する。
    SWEATSHIRT ¥17,600

  • クリケットのプレーヤーが着ていたセーターがデザインソース。袖口や裾にハウスチェックをイメージしたカラーのストライプをあしらった。
    CRICKET KNITWEAR ¥22,000

  • 無地のマフラーをベースにしたアイテム。巻き方に変化をつけることで、バッキンガムベアがひょっこり現れる場所をアレンジできる。
    MUFFULER ¥13,200

  • 小紋柄のようにさりげなく表現したり、ふとした瞬間に覗く小剣の先端部に刺繍したりと、ネクタイでもバッキンガムベアをデザイン。
    LEFT / RIGHT:TIE ¥13,200
    CENTER:WOOL TIE ¥15,400

柚木さん:「ケーブルニットやロンドンストライプなど大人の男性が着るにふさわしい“まじめな”正統派をベースにし、バッキンガムベアという“ゆるい”ワンポイントが入ることで、より多くのユーザーにブランドの魅力が伝わるはずだ。バッキンガムベアの登場で、カジュアルウエアに大きな柱ができるのではないだろうか。女性ウケも完璧だから、ギフトシーズンで大活躍するのも間違いないだろう。クマってみんな好きだよね。ともかく、このかわいさを間近で見てほしいと思う。」

進化したトロッタージャケットに、新キャラ「バッキンガムベア」の登場。この秋冬に届けられたホットな話題に、注目です!

『MonoMax』11月号にて掲載中

SANYO SHOKAI カスタマーサポート
0120-340-460
https://www.mackintosh-philosophy.com

取材・文/横山博之、編集部 撮影/村本祥一(BYTHEWAY)